【福祉で活かせる生成AI】ChatGPTとはそもそも何?生成AIでできることをやさしく解説します

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みなさんこんにちは!

先日、こんなイベントをリリースさせていただきました。

2024年2月17日(土)に、就労移行支援事業所ネオコスモ小牧校さまと共同開催という形で、

精神障害のある方を対象とした生成AIの活用セミナーを開催させていただくことになりました!

今回は

  • 「ChatGPT」ってそもそも何?
  • どういうことができるツールなの?
  • 生成AIの何がすごいの?

といった疑問点について、わかりやすく解説させていただければと思います!

「ChatGPT」ってそもそも何?

悩む女医

何はともあれ、早速ChatGPTに「ChatGPTってなに?」と聞いてみましょう。のっけから、さながら面接みたいですね。

はい、このように返ってきました!

質問内容は非常にシンプルで、ChatGPTについて教えてください。としました。

すると、ChatGPTについてまとめた回答を整理して教えてくれます。

もっともっと噛み砕いて教えてもくれる!

さて、今度は「この回答でもちょっとわかりにくいなぁ」という方に対して、さらにわかりやすい回答をChatGPTに模索してもらいましょう。

ここでは試しに「小学生でもわかるように」と具体的な基準を定めて質問をしていきます。

ChatGPT回答例

いかがでしょうか?先ほどに比べてさらに平易な言葉や表現を用いた回答になっていて、わかりやすいですね!

このように、ChatGPTは私たちの質問に対して、適切な回答をしてくれるAIとなります。

ChatGPTを使用すると、こんなことができます。

ChatGPTを使用した、今すぐ実践可能な実例を、投稿したXの記事をもとにご紹介します!

ビジネスメールを作成してみましょう!

例えば、

  • 上司や同僚に対して業務の進捗報告。
  • 体調不良による急な遅刻、欠席。
  • 取引先とのやりとり。

など、就労したのちにビジネスメールのやりとりが必須となる方も多いかもしれませんが、いつも悩んでしまうことはその文章作成です。

マナーを守りながら、どのように文章を構成して送れば良いか…特に障がいのある方の中には文章構成に困難さを抱えている方が実は多く、私が働いている就労を支援する現場でも、当事者の方が悩んでいらっしゃる場面を散見します。

こんな時、自力で解決することがどうしても難しい場合はAIを活用してビジネスメールを作ってみる。という選択肢があります。

やり方はシンプルで、「ありがとうみたいな内容で送っておいてー」と、自分の書きたいメールのイメージをChatGPTに放り込むだけ!これをすることで、Xに上げた写真のような文書を簡単に作成することが可能です。

ぜひ、このポストの「指示」とある画像に記載のプロンプトの内容を参考に、ビジネスメールを作ってみてください!

情報をまとめてみましょう!

生成AIは、自分の伝えたい内容やして欲しいことをうまくまとめて言語化してくれます。

これは、私が用意したフライヤーに記載する情報を整理して出力するプロンプトに「じゃいあん」という架空の存在が今度するリサイタルと思しきイベントを無造作に書き殴ったものです。

(余談ですが、じゃいあんの文章作成についてはChatGPTの音声会話機能を使用して話したことを文字化しています。シンプルな指示であればもはやタイピングも不要!

いい感じにまとまりのない内容に仕上がってます。

ですが、こんな感じの文章も回答の画像を見ていただけるとうまく整理されてまとまっていることがわかります。

ここまでまとめてくれるなら、フライヤー作成の手間もだいぶ省けそうですね!

もちろん、フライヤーに限らずさまざまな書類作成に利用できますので、ぜひお試しください。

生成AIのここがすごい!

パソコンで遊ぶ男女

「AI」という言葉のもつ先入観がいけないのでしょうか…。

私が就労支援の現場で生成AIの話題が挙がると「操作が難しかったりしてうまく動かせるか心配…」といった声がよく聞かれます。

確かに、なんとなく「AI」と聞くとPythonなどのプログラミング言語を想像してしまうのは、わからなくありません。

ですがこの生成AIは本当にすごくて、

「プロンプト」と呼ばれる指示書をAIに送るのに複雑なプログラミングを一切必要とせず、自然言語(私たちが普段使用する日本語や英語)で対話をすることで操作することができます!

これは革命的ですね。

福祉分野と生成AI

カウンセリングをする女医

これにより、地域で障害のある方が自助具としてAIを使用するハードルがぐぐぐぐっ!!と下がりました。(もちろん、プロンプト)

平易な言葉を投げかけることで、日常にある小さな困難や悩み事を解決に導いてくれる生成AI、

今後福祉現場においてもどんどん普及すると予想しています!

福祉分野での生成AI活用セミナー開催のお知らせ!

このたび、てがある。は就労移行支援事業所ネオコスモ小牧校さまと共同開催という形で、障害のある方やその支援者の方を対象とした、ChatGPTの活用セミナーを開催させていただきます!

精神障害当事者のための初心者歓迎ChatGPT大活用セミナーフライヤー

特別イベントのお知らせ

精神障害当事者のための初心者歓迎!ChatGPT大活用セミナー

  • 日付:2024年2月17日(土)
  • 時間:13:00~15:00
  • 場所:オンライン(zoom) & ネオコスモ小牧校(愛知県小牧市中央2丁目149 ステータスビル 3B)
  • 費用:オンライン参加...1000円 現地参加...無料
  • 特徴:就労移行支援監修による、就活に役立つAIの活用方法をレクチャー。
  • 参加:参加のお申し込みはこちらの専用ページからお願いいたします。
  • 特典:参加者全員に「今すぐ使える!ChatGPT3.5にも対応したプロンプト集」プレゼント!!

このセミナーでは、ChatGPTの基本的な使い方から、就職活動における有効な活用方法までを詳しく学べます。オンライン参加も可能ですので、気軽にご参加ください!

まとめ

談笑する医学生

生成AI「ChatGPT」の特徴や活用事例をご紹介させていただきました。

生成AIは今後福祉分野で障害のある方やその支援者の方々にも今後どんどん普及して、大活躍すると確信しております。

ぜひとも、福祉の専門職が開催する生成AIセミナーにご参加いただき、早い段階でChatGPTの使用方法を履修しておくことをお勧めさせてください!

てがある。について

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てがある。は、障害のある方や「グレーゾーン」と呼ばれる方、生きづらさを抱えていらっしゃる方々に、もっといろんな「てがある。」ということを、軽いフットワークでどんどん普及していくことを目的に立ち上げた専門チームです!

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てがある。編集部

いぴちき
いぴちき作業療法士
作業療法士兼イベンター。大学では企画構想学科を修了後、イベント運営会社に就職し放送業界にて活躍。その後、作業療法士の資格を取得し、リワークにて施設長を経験。好きなものはコーラ。犬か猫かといわれれば、やはり猫!